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海外駐在の年収は手取り1.8倍が相場って本当?給与の仕組みについて徹底解説

【監修者】
田村さつき

駐在を目指す方が知っておくべき「お金とキャリアのリアル」を紹介しているのでぜひチェックしてみてください!

なぜこれほど収入が増えるのかというと、日本の基本給に加え、海外特有の「手当」と「税制メリット」という2つの要素が上乗せされるからです。

  • 国内給与(留守宅手当)
    日本に残る家族への送金や、円建てでの資産形成用
  • 現地給与(生活費)
    現地の物価水準に合わせた生活費(購買力補償方式)
  • 各種手当(上乗せ分)
    海外勤務手当、住宅手当、ハードシップ手当(途上国の場合)など
【監修者】
田村さつき

海外駐在員になると、手取り収入が増え、可処分所得が増える可能性が高い傾向にあります。

会社負担になるケースもあり、いずれにせよ日本で生活している時よりも使えるお金が増える傾向にあります。

  • 住民税の免除
    1月1日時点で日本に住所がない場合、前年度分の支払いが終われば、翌年以降の住民税は発生しません
  • 所得税の実質会社負担
    現地の税金は会社が負担し、本人は「日本にいた場合と同等の税金(みなし所得税)」のみを会社に支払います
  • 社会保険料の圧縮
    給与が「国内払い」と「現地払い」に分割される場合、社会保険料の算定基礎となる「国内給与額」が下がるため、保険料負担が減る場合があります
【監修者】
田村さつき

ただし、帰任して日本に戻った翌年には、前年の海外所得に対する住民税がかからないボーナスタイムがある一方、その翌々年からまた通常の税負担に戻るため、帰任後の「手取りダウン」の落差に驚く方が多くいます。

海外駐在員の手当とは

  • 海外勤務手当
  • ハードシップ手当
  • 住宅手当
  • 子女教育手当

一般的に基本給の10%から25%程度が上乗せされます。

環境の過酷さに応じて、月数万円から最大20万円程度が加算されます。

【監修者】
田村さつき

赴任先が決まったら、国のイメージだけでなく、こちら手当の有無による実入り差を冷静に計算してみてください。

「実質的に月数十万円分の所得を得ている」と考える方も少なくありません。

年間数百万円に及ぶ高額な教育費を会社に負担してもらえる制度です。

海外駐在員になる方法

  • 英語力(語学力を身につける)
  • グローバル企業に入社する

多くの日系グローバル企業では、海外赴任候補者の要件としてTOEIC 730点(または800点)を明確な基準として設けています。

  1. スコアメイク
    └会話ができてもスコアが低いと候補者リストから漏れるため、まずはTOEICの基準点をクリアしましょう。
  2. 実務での運用能力
    └スコア取得後は、オンライン英会話などで「自分の業務を英語で説明する能力」を磨いてください。
【監修者】
田村さつき

英語力(語学力)はあくまで「ツール」であり、目的化しすぎないことが重要ですが、選択肢を広げるための「パスポート」として早急に取得しておくのが賢明です。

ただし、「有名な大企業だから行ける」と安易に考えるのは危険で、選ぶべきは、「海外売上高比率」が高く、「駐在員の派遣人数」が多い企業です。

  • 海外売上高比率50%以上
    └ 国内市場より海外市場を重視しており、必然的に人員配置も海外シフトになりやすい点が魅力
  • 海外拠点数と駐在員数
    有価証券報告書やCSRレポートで「従業員の何%が海外にいるか」が重要
  • 駐在までのリードタイム
    「入社後すぐに駐在」の求人もありますが、一般的には「国内で2〜3年実績を積んでから」というケースが大半

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【監修者】
田村さつき
海外駐在で年収2,000万円を超えるのはどんな人ですか?
駐在する国によって年収(手取り)は変わりますか?
帰任して日本に戻ると年収は下がりますか?

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