
「英語が話せないけど、海外で働いてみたい」
「20代のうちに海外でキャリアを積んでみたい」
このような想いを抱える、20代の若手社会人や学生の方は多いでしょう。実は英語力に自信がなくても20代から海外で働くことは十分に可能です。
最近では、日本語を活かせる仕事や、未経験から挑戦できる海外求人も増えており、英語が話せない方でもチャレンジしやすい環境が整いつつあります。
本記事では、英語が話せない20代でも海外で働ける仕事や、海外で働くための具体的な方法など、20代が海外で働くために必須の情報のみをまとめています。

田村さつき
20代という柔軟で挑戦しやすい時期に、海外で働くという選択肢を現実的に考えている方にとって、この記事があなたの一歩を後押しするヒントになれば幸いです!
英語が話せない20代でも海外で働ける?
「英語が話せないと海外で働けない」と思っている20代の方は多いでしょう。
しかし、実際は英語が話せない20代でも海外で働くことは可能です。確かに語学力は海外就職において武器になりますが、言語力だけがすべてではありません。
最近では、日本語を活かせる仕事や日本人向けのサービスを展開する企業の海外進出が増えつつあるため、英語が話せない方でもチャレンジしやすい状況です。
たとえば、日本人観光客を対象としたサービス業や、日本語教師のアシスタントなど、日本語が強みになる職種も豊富にあります。

田村さつき
実際に「海外で働きたいけど、英語に自信がない」といった20代の多くが、海外でのキャリアをスタートさせています。
英語が話せない人向け!20代におすすめの仕事一覧
英語力に自信がない20代でも、海外で働ける仕事は意外にもたくさんあります。
本記事では、語学力が不問、または日本語だけでも対応可能な仕事を中心にリストアップしてみたので、英語が話せない20代の方はぜひ参考にしてみてください!
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20代から海外で働く方法
ここでは、20代から海外で働く具体的な方法を紹介します。
20代の学生や新社会人でも目指しやすい現実的な方法をまとめているので、海外で働きたい若者の方はぜひ参考にしてみてください。
海外駐在
海外駐在とは、日本企業に就職し、一定期間現地の支社や子会社などに派遣される働き方です。
若者にとってややハードルが高い選択肢に思えますが、20代でも実力やタイミング次第で海外駐在のチャンスがあります。
駐在員は、給与・福利厚生が充実しており、現地採用よりも待遇が良いところが魅力です。
また、住居手当や家族手当、帰国時の一時帰国費用なども企業が負担してくれることが多いため、安心して海外生活を送ることができます。

田村さつき
語学力や社内評価が求められることも多いので、早期からスキルを高めて、海外志向であることを積極的にアピールしましょう!
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現地就職
現地就職とは、海外企業に直接採用されて働く方法です。
主に日系企業の現地法人や、日本人向けサービスを提供するローカル企業などが就職先の候補となります。
中には「英語力不問」「日常会話レベルでOK」の職種もあるので、20代の若者でも現実的に目指しやすい方法でしょう。
なお、現地就職は、求人サイトや人材紹介会社、エージェントなどを活用し、求人探しから内定を勝ち取るまで進めるケースが一般的です。

田村さつき
現地採用は海外駐在と比べて給与水準が低くなりがちですが、その分自由度が高く、自分のキャリアを自分で設計できるところがが魅力です!
フリーランス・ノマドワーカー
Web系スキルやクリエイティブ職などに強みを持つ20代には、フリーランスやノマドワーカーとして海外で働く道もあります。
WebデザイナーやSEOライター、動画編集者、エンジニアなどの仕事が代表的です。
インターネット環境さえあれば、国や地域を問わず仕事ができるため、海外のカフェやコワーキングスペースを拠点にしながら生活する人が多くいます。
また、英語が話せなくても、日本のクライアントを対象にすれば問題なく仕事が成立する点も強みです。

田村さつき
収入の不安定さが課題として挙げられますが、さまざまな国・地域で生活してみたい20代の方におすすめの働き方です!
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーとは、20代(原則18~30歳)が対象の制度で、一定期間海外に滞在しながら働くことが許される制度です。
語学学校に通いながら働くこともできるため、特に英語力を伸ばしたい20代の学生におすすめできます。
仕事は基本的にアルバイトが中心で、カフェや農場、リゾート施設、清掃スタッフなど、英語が苦手でも働きやすい職種が豊富にあります。
なお、滞在先としてはオーストラリアやカナダ、ニュージーランドの人気が高いです。事前に職種や滞在地域を厳選すれば、英語がまったく話せない方でも渡航時のハードルを下げられます。
※参考:ワーキング・ホリデー制度|外務省
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20代から海外で働くメリット3選
ここでは、20代から海外で働くメリットを紹介します。
特に20代は吸収力や適応力に優れているので、海外で将来に役立つ経験やキャリアを積みたい方はぜひ参考にしてみてください。
ビジネスレベルの語学力を身につけられる
海外で働く最大のメリットとして、実践的なビジネスレベルの語学力を身につけられることが挙げられます。
語学学校で学ぶ英語とは異なり、現地での就労を通じて得られるスキルは、実用的かつ即戦力として通用するため非常に有用です。
上司や同僚、顧客とやり取りする中で、ビジネス英語や専門用語、異文化コミュニケーション能力が鍛えられるため、効率よく語学力を身につけられます。
もちろん、最初は「聞き取れない」「言いたいことが伝わらない」といった壁にぶつかることもありますが、数か月もすれば飛躍的に会話力を伸びているでしょう。
また、語学力の習得は単なるスキル習得にとどまらず、自信の向上やグローバルマインドの形成にもつながります。

田村さつき
20代のうちに実践的な語学力を身につけると、その後の転職市場でも「英語が使える若手人材」として高い評価を得られるのでおすすめです!
ライフワークバランスを充実させられる
海外には、日本よりもワークライフバランスを大切にする文化が根付いている国が多くあります。
たとえば、ヨーロッパやオセアニア諸国では、定時退社が当たり前で有給消化率も非常に高く、「働くために生きるのではなく、人生を楽しむために働く」といった考え方が一般的です。
一方、日本ではまだまだ残業や休日出勤を求められる企業も多いので、海外で働くことはライフスタイルを見直す良い機会になるでしょう。
自分の時間を持ちながら、心身ともに余裕を持って働ける環境は、メンタルヘルスや生産性の向上にもつながります。
また、海外では趣味や副業、家族との時間を大切にする人も多く、そういった価値観に触れることで、自分自身の「働く意味」や「生き方」について深く考えるようになる人も少なくありません。
以上のことから、20代という早い段階でライフワークバランスの整った環境に身を置くことは、人生設計そのものを見直すきっかけになります。
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実力次第ですぐに昇進・昇給を目指せる
日本企業では、年功序列や評価基準の曖昧さが昇進・昇給の妨げになることがあります。
一方、海外では「実力主義」「成果主義」が根付いている職場が多く、20代であっても結果を出せばポジションや給与がどんどん上がるケースが一般的です。
特にスタートアップ企業の場合、若手であってもプロジェクトリーダーやマネージャーに抜擢されることも多くあります。
海外では、「経験年数よりもスキルと成果」で評価されるため、自分の力を試したい20代にとっては、大きなやりがいを感じられるでしょう。
また、昇進・昇給が早い海外企業の場合、30代になる頃には管理職や年収800万円以上といったポジションに到達している人も多くいます。
こうしたキャリアスピードは、日本で同じようなポジションを目指す場合と比べて、数年単位で差がつくことも珍しくありません。

田村さつき
「若いうちに挑戦したい」「年齢に関係なく評価されたい」という思いを持つ20代にとって、海外の実力主義が根付いた職場環境は非常に魅力的です!
20代から海外で働く現実的なデメリットとは
ここでは、20代から海外で働く現実的なデメリットについて解説します。
キャリアアップやライフワークバランスなどの魅力がありますが、日本企業と比べて制度が整ってない点や文化の違い、費用面などに注意が必要です。
研修制度がほとんどない
日本では新卒向けの手厚い研修制度が整っている企業が多くあり、社会人経験が浅い20代でも安心して働く環境が整っています。
しかし、海外では研修制度がまったくない企業が一般的です。
特に現地採用で働く場合は、即戦力としてのスキル・経験を求められることが多く、入社初日から実務に取り組むケースも多くあります。
業務内容の説明が曖昧だったり、「わからないことは自分で調べて」というスタンスを取られることも珍しくないため、受け身の姿勢ではなかなか馴染めません。
そのため、海外で働く際には、自発的に行動できる力や柔軟な対応力、問題解決能力が不可欠です。

田村さつき
教えてもらうことが前提ではなく、自分から学ぶ姿勢を持つ人材が求められています!
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日本企業と比べて福利厚生が充実していない
日本の企業は、社会保険や住宅手当、通勤手当、健康診断、産休・育休制度など、世界的に見ても福利厚生が非常に手厚い国のひとつです。
しかし、海外ではこうした制度が整っていない企業も多く、生活面で不安を抱えるケースが多くあります。
医療保険が自己負担で、病欠に有給が適用されないといったケースも。退職金制度がなく、有給休暇の日数が少ない国も存在します。
なお、現地の法律や企業によって制度に差があるため、就職前に福利厚生の内容を詳細に確認しておくことが重要です。

田村さつき
期待していたサポートが受けられず、「日本にいたほうが良かった」と感じてしまうことがないよう、国や企業の文化について十分に理解したうえで働くべきか判断しましょう!
渡航時にまとまった費用がかかる
20代で海外に移住して働くにあたって、渡航時にかかる初期費用の負担は大きな壁となります。
就職活動が終わっていざ海外へ行くとなっても、航空券代や住居費、ビザ申請費用、保険料、現地での生活費(数か月分)など、少なくとも数十万円の費用を用意しなければなりません。
特に現地就職やフリーランスの場合は、企業側が渡航費や住居費を負担してくれることはほとんどなく、自分で全額負担するケースが一般的です。
そのため、渡航前に十分な貯金を用意しておかないと、現地での生活が苦しくなってしまいます。
また、国によっては「数ヶ月分の生活資金を証明する書類」がビザ申請の条件となることもあり、金銭的な余裕がないとそもそも取得できない可能性もあるので注意が必要です。
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就労ビザを取得するハードルが高い
海外で合法的に働くためには、就労ビザの取得が必須です。
しかし、就労ビザの取得には国ごとの厳しい条件があり、20代の多くが最初の一歩でつまずいてしまう傾向にあります。
なお、就労ビザを取得するためには、主に以下の条件を満たさなければならないケースが一般的です。
- 現地企業からの正式な雇用オファーがあること
- 専門性のある職種であること(IT・医療・金融など)
- 一定以上の学歴・職歴があること
- 現地人では代替できないスキルを持っていること
20代の場合、これらの条件をクリアするのが難しく、希望する国で就労ビザを取得できないこともあるでしょう。
実際に就労ビザの取得難易度は、国や地域により大きく異なるので、自身の学歴や職務経歴、専門スキルなど取得できそうか気になる場合は、専門家やエージェントなどへの相談がおすすめです。

田村さつき
弊社(GJJ)でも、ビザ手続きのサポートや求人紹介などを行なっているので、海外就職を目指す20代の方はぜひお問合せください!
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そのため、海外で働きたい20代の方に適しているでしょう。ビザ申請のサポートや非公開求人の紹介、キャリアの棚卸しなど、海外で働くために必須のサービスを提供しています。

田村さつき
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20代から海外で働くことに関するよくある質問
- 20代未経験でも海外で働けますか?
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可能です。特に20代はポテンシャル採用や、未経験歓迎の求人が多い年齢層です。現地採用であれば「即戦力」が求められることもありますが、インターンやワーホリ、留学中のアルバイトなどを経由することで、実務経験を積みながら海外就職を目指すルートを確立できます。履歴書や職務経歴書の書き方、英語面接の対策もあわせて行いましょう。
- 就労ビザはどうやって取得するの?
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就労ビザの取得方法は国によって異なりますが、基本的には現地企業からの正式な雇用契約が必要です。ビザ申請にあたっては、学歴や職務経歴、語学スキルなどが審査対象となります。20代の場合、経験年数が少ないためハードルが高いケースもありますが、ワーキングホリデー制度や学生ビザ、インターンビザなどを活用しながら就業経験を積み、就労ビザに切り替えるという方法も一つです。
- 海外で働く場合、どれくらいの費用がかかりますか?
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渡航費や住居初期費用、現地での生活費、ビザ申請料、保険代などを含めると、最低でも30万〜50万円程度の初期費用が必要です。なお、国によって物価や生活コストは大きく異なるため、渡航先の物価水準をよく調べておきましょう。また、企業によっては航空券や住宅補助を支給してくれるケースもあるため、待遇面も事前に確認することが重要です。

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監修者の紹介
田村さつき
Tamura Satsuki
<海外就職専門家>
起業家/事業家/キャリアコンサルタント
プロフィール
外資系化粧品会社でキャリアをスタートし、2010年にGJJ海外就職デスクを創業。海外就職のパイオニア兼、専門家として、テレビをはじめとするメディアへの出演実績が豊富にあり、立命館大学や阪南大学など、学生向けのグローバルキャリア支援も行なっている。

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