- 「海外で働くことに興味があるけど、具体的なイメージが湧かない」
- 「海外就職にはどんなメリットがある?」
- 「メリットだけでなくデメリットについても知っておきたい」
海外で働くことに興味がある方の多くが、上記のような悩み・疑問を抱えているでしょう。
日本人にとって海外就職は、まだまだマイナーな選択肢なので、リアルな情報は少ない傾向にあります。
そこで今回は、累計1,000人以上の海外就職・転職をサポートしているGJJ株式会社が、海外で働くメリット・デメリットについて紹介。
「日本人が海外で働くためには、どんな方法が有効なのか」についても解説しています。
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海外で働くメリット6選
ここからは、海外で働くメリットを7つ紹介します。
海外就職・転職に興味があり、実際に得られる具体的なメリットについて気になる方はぜひ参考にしてみてください。
実用的な英語力・語学力を身につけられる
海外で働く最大のメリットには「実用的な語学力を身につけられる」ことがあげられます。
日常会話やビジネス英語に触れる機会が増えるので、実用的な言語スキルを短期間で磨けるでしょう。
たとえば、英語圏で働く場合、日常会話からビジネスシーンまで、英語を使う機会が大幅に増えます。これにより、語学学校やテキストでは学べない実践的なコミュニケーションスキルを磨くことが可能です。
また、英語力・語学力が向上すれば、自信を持って国際的な場面で活躍できるだけでなく、将来的なキャリアアップにも役立ちます。特にグローバル企業では重要な評価ポイントとなるため、早い段階で英語力・語学力を身につけることは大きな投資となるでしょう。
語学力の向上は、キャリアアップや新しい人間関係の構築にも直結するため、今後の人生において大きな資産となります!
働き方における文化の違いを学べる
海外で働くことで、国ごとに異なる文化にもとづいた働き方について学べます。
たとえば、欧米の企業ではワークライフバランスを重視。労働時間よりも成果を重視する傾向にあるところが日本と異なるポイントです。
このように、異なる文化に触れることで、柔軟な働き方や新しい価値観を学べるだけでなく、自身の働き方にもポジティブな変化をもたらしてくれます。
また、日本の労働文化と比較することで、効率的な働き方やチーム運営役立つ知識を身につけられるでしょう。
多様な働き方への理解が深まり、国際的なチームでも活躍できる能力が養われるでしょう。
短期間でキャリアアップできる可能性が高い
海外で働くことは、短期間でキャリアアップする絶好のチャンスです。
海外では、日本よりも個々の努力や成果が昇進に直結しやすく、スピーディーにキャリア形成しやすい傾向にあります。
たとえば、海外のスタートアップ企業や成長中の業界などに就職した場合、責任が伴う大きな仕事を任せてもらえることが多く、大きな成長の機会となるでしょう。
また、現地での経験は日本に帰国した後も高く評価されるため、働く場所を問わず、将来的なキャリアに対して良い影響をもたらしてくれます。
結果的により高いポジションや新しい挑戦の機会を手にすることができ、キャリアの幅を広げられようになります!
グローバル人材として世界で活躍できる
グローバル人材としてのスキルを養い、世界中で活躍できるチャンスを得られるところも海外で働く大きなメリットです。
特に異文化の中でビジネスを行う経験は、国際的な企業や多国籍企業での評価を大きく高められます。
たとえば、現地での人脈を活かして、他の国や地域でのビジネス展開を任されたり、新しいプロジェクトに参加できる機会が増えるでしょう。
結果的にグローバルな視点を持つ人材としての市場価値が高まり、世界中で活躍できるようになります。
海外のクライアントやパートナーと仕事をするときは、異なる価値観やビジネス慣習に柔軟に対応できる能力が重要です!
国によっては日本よりも生活コストを下げられる
移住先によっては、日本よりも生活コストを大幅に下げられる可能性があります。
たとえば、東南アジアや南米の一部の国々などが代表的です。家賃や食費が日本よりも安く、同じ給与水準でも生活の質を高められます。
生活費を抑えながらも快適に生活を送ることができる環境は、若い世代や貯金を増やしたい人にとって魅力的でしょう。
無理なく生活費を下げられることにより、余った資金を貯蓄や投資に回せるようになります。将来的な資産を築きたい方にとって大きなメリットです。
物価が安い国に住みながら、リモートで高収入の国の仕事をおこなう”ジオアービトラージ”という選択肢は「生活コストを抑えつつ高い生活水準を維持したい」と考える方から注目を集めています!
外貨を稼いで収入を上げられる
海外で働くことで得られる代表的なメリットの中でも「外貨を稼げる」ところは注目を集めています。
たとえば、アメリカやヨーロッパなどで働くと、日本円に換算したときに高い給与を得られる可能性ががあります。
為替レートによっては、帰国後に得た資金を有利に運用できるため、経済的なメリットは大きいでしょう。
現地での生活コストを抑えながら貯金や投資に回すことができれば、将来的な経済的安定を見込めます。
海外で働くことを視野に入れている方は、為替レートにも注目してみてください。
海外で働くデメリット6選
ここからは、海外で働くデメリットについて紹介します。
生活環境やビザの取得、移住費用などに不安がある方はぜひ参考にしてみてください。
移住にあたって費用がかかる
海外で働く場合、移住にかかる費用は無視できないデメリットの一つです。
ビザの申請費用や航空券、引っ越し費用、現地での住居探しにかかる初期費用などがあげられます。
さらに、現地で生活を始めるためには、生活必需品の購入や保証金などの支払いも必要です。そのため、ある程度まとまった資金が必要になります。
ただ、中には引っ越しやビザ関連費用を一部負担してもらえる企業もあり、自己負担する費用を大幅に減らせるケースも。移住費用を最小限におさえたい方は「サポートの手厚さ」も条件に含めたうえで就職先を選んでみてください。
海外移住にあたって、どれくらいの費用がかかるか気になる方は、ぜひ一度弊社にご相談いただけますと幸いです!
研修制度がほとんどない
海外企業では、日本のように手厚い研修制度が整っていないことがほとんどです。
特に中小企業やスタートアップでは即戦力が求められるため、新入社員向けの研修プログラムを用意していないところが多くあります。
日本企業は、業界知識やビジネスマナーを学ぶ研修制度が充実していますが、海外ではそのようなサポートには期待できません。
そのため、自主的に学ぶ姿勢や自己啓発の意欲が非常に重要だと言えます。もちろん、このような経験を通じて自己成長が促される側面もありますが、初めて海外で働く方にとっては大きなプレッシャーとなるでしょう。
日本と比べて福利厚生が充実していない
海外企業は日本企業と比較した場合、福利厚生が充実していない傾向にあります。
医療保険や年金制度、有給休暇の制度が日本ほど手厚くない場合が多く、労働者自身が保険に加入する必要があるケースも。医療費や老後の生活に対する不安が生じることがあります。
たとえば、アメリカでは企業が提供する医療保険が不十分な場合、個人で高額な保険に加入しなければなりません。
このような福利厚生の違いは、生活の安定性に影響を与えるため、移住先の福利厚生制度をしっかりと確認しておくことが重要だと言えます。
十分な福利厚生が整っていない国では、個人の負担が増える可能性があるため、適切な対策を取ることが重要です。
結果主義なのでリストラのリスクが高い
海外では成果主義の側面が強く、結果を残せない場合はリストラのリスクが高まるところに注意が必要です。
特に欧米の企業では、社員のパフォーマンスが常に監視されています。結果を出さない場合には早期に解雇されるケースが一般的です。
そのため、仕事に対するプレッシャーが大きくなり、日本企業で働くことに慣れている方にとってはストレスが大きいでしょう。
ただ、成果を出せば短期間で昇進・昇給を望めます。努力が報われやすいシステムであるため「結果を出して、収入や役職に直結させたい」と考える方には向いているでしょう。
ビザの取得や更新に手間がかかる
海外で働くためには、ビザの取得が必須です。こちらは、海外で働くときに大きなハードルとなります。
国によっては、ビザの申請手続きが非常に煩雑です。必要書類の提出や面接、追加費用の支払いなどを求められます。
また、ビザの期限は限られているため、定期的に更新手続きをおこなわなければなりません。即日中に完了しないケースが多く、余裕を持って手続きを進める必要があります。
なお、ビザの種類によっては、現地での滞在や働く条件が厳しく制限されることがあるため、ビザ関連の問題がストレスになることが多いです。
結果として、ビザの問題をクリアしなければ、働くどころか、現地に滞在することすら難しくなるため、事前の情報収集と対策が重要となります。
ビザに関するサポートも積極的におこなっているので、海外で働きたい方は弊社の無料カウンセリングを活用してみてください!
医療設備が整っていない可能性がある
移住先によっては、医療設備が日本と比べて整っていない可能性があることにも注意が必要です。
特に途上国や発展途上の地域では、医療サービスの質が低く、専門的な治療や高度な医療を受けることが難しい傾向にあります。
これにより、緊急時や長期的な健康管理に対する不安が生じることもあるでしょう。
たとえば、アフリカや一部のアジア諸国では、医療インフラが整っておらず、病院の設備が不十分な場合がほとんどです。
また、医療保険が適用されないケースや、医療費が高額になる場合もあるため、健康リスクを考慮しておく必要があります。日常生活や仕事に支障をきたす可能性があるため、保険に加入するなどの対策が不可欠です。
海外の働き方とは?日本人が海外で働く方法を4つ紹介
ここからは、日本人が海外で働く方法について紹介します。
働き方の選択肢が増えることで、海外就職・転職できる確率を高められるので、以下4つの方法をそれぞれチェックしてみてください。
ワーキングホリデー制度を活用する
ワーキングホリデーは、特に若い世代におすすめな海外での働き方です。
特定の国で1年間、労働しながら滞在できます。オーストラリアやカナダなど、ワーキングホリデー協定を結んでいる国で、仕事と海外生活の両方を体験できるところが最大の魅力です。
ワーキングホリデー制度の大きなメリットは、海外での就労経験を積むと同時に、現地の文化や言語を学べるところです。
語学力を向上させたい人や、将来的に海外で働く可能性を探りたい人にとってリスクが少なく、有効な手段だと言えます。仕事をしながら滞在するため、金銭的な負担も軽減できるでしょう。
初心者が海外で働くにあたって、ワーキングホリデーは非常に効果的な手段です。弊社では学生向けの海外就職支援も積極的におこなっています!
現地採用で働く
現地採用とは、海外の現地企業に直接応募し、採用されることです。
現地の労働文化やビジネス環境に直接触れられるため、グローバルなビジネススキルや異文化適応力を磨けます。
なお、アジアや欧米など、日本人の需要が高い国では現地採用枠が多くあり、海外で働きたい方におすすめです。現地採用での経験は、グローバルな視点を持つキャリアの第一歩として非常に有意義だと言えます。
日本企業に就職して海外駐在員として働く
海外駐在とは、海外支社や現地法人を持つ日本企業に就職し、駐在員として海外に派遣される制度のことです。
海外駐在員として働くことは、比較的リスクが少なく、安全かつ計画的に海外での仕事を経験する手段だと言えます。
たとえば、商社や製造業、IT企業などでは、海外展開をしているため、駐在のチャンスが豊富にあります。
企業からサポートを受けられるため、ビザの取得や引っ越し手続きなどをスムーズに進められるでしょう。ただし、駐在期間が限られているため、現地での長期的なキャリア形成には限界があるところが残念なポイントです。
とはいえ、安定した条件の中で海外経験を積めるので、駐在員を目指す方は数多くいます!
国際機関で働く
国連や世界銀行、WHOなどの国際機関で働くことは、グローバルなキャリアを目指す人にとって非常に魅力的な選択肢です。
日本人の雇用も積極的に行っており、高い専門知識や経験を持つ人材が求められています。
たとえば、国際協力や開発支援の分野でのキャリアを目指す場合、国際機関での経験は大きなステップアップとなります。
国際的な問題解決に貢献できるところや、多様な国籍の人々と仕事ができるところは国際機関で働く大きなメリットでしょう。給与や福利厚生も非常に充実しており、安定した環境でキャリアを築けます。
まとめ
ここまで、海外で働くメリット・デメリットについて紹介してきました。
海外で働くと収入が上がり、将来的なキャリア形成に役立つスキルを見つけられます。国を問わずグローバルに活躍できる人材となれるところが最大のメリットです。
もちろん、ビザの取得が難しい点や文化の違い、生活環境の問題など、いくつかデメリットもありますが、それ以上に大きな体験を得られるでしょう。
日本企業にはない魅力的なメリットが豊富にあるので、気になった方はぜひ海外就職・転職を検討してみてください。
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監修者の紹介
田村さつき
Tamura Satsuki
<海外就職専門家>
起業家/事業家/キャリアコンサルタント
プロフィール
外資系化粧品会社でキャリアをスタートし、2010年にGJJ海外就職デスクを創業。海外就職のパイオニア兼、専門家として、テレビをはじめとするメディアへの出演実績が豊富にあり、立命館大学や阪南大学など、学生向けのグローバルキャリア支援も行なっている。
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