海外就職その後の体験談
『20代でアジア・ヨーロッパ2カ国での法人営業を経験』イギリス・ロンドン在住2年 Y.Sさん 29歳

海外就職をして3年以上経過した方のインタビュー
Q1:現在お住まいの国及び都市はどこですか?
イギリス・ロンドン
Q2:Q1での勤務年数は?
1年半
Q3:日本を離れてから現在までの経緯は?
タイ・バンコクの日系企業にて法人営業を2年、現在はイギリス・ロンドンのメディア企業にて、法人営業に1年半従事しています。

Q4:現在、どんな業界、職種でお仕事をされていますか?差し支えなければポジションもお知らせください。
外資系の経済メディアの会社にて法人営業を担当しています。元々は日系の企業だったので、お客様は欧州・中東アフリカ地域に拠点を置く日系企業が中心です。メディアのサブスクリプションやデータベースの販売を担当しており、新規顧客の獲得や既存顧客のフォローアップに日々奔走しています。

Q5:海外だからこそ経験できた仕事内容を具体的に教えてください。
タイでは法人営業として、日系製造業のお客様向けに照明の販売をしていました。お客様先のタイ人スタッフから課題をヒアリングし、その内容をもとに英語でプレゼンをする機会がありました。また社内のタイ人エンジニアと連携しながら提案内容をまとめる業務もありました。
現在は英国にて、欧州や中東・アフリカに拠点を置く日系企業向けに法人営業を行っています。日本で働いていたらお会いすることのない、大手日系企業の現地法人代表の方と面談する機会が多く、海外で営業をしているからこそ得られる貴重な経験だと感じています。また営業チームでは定期的に現地コンサルタントによるセールストレーニングを受講しています。日本の営業は足で稼ぐイメージが強い中、こちらでは英語でロジカルな営業手法を学べるため、今の会社でしか得られないスキルだと実感しています。
現在は英国にて、欧州や中東・アフリカに拠点を置く日系企業向けに法人営業を行っています。日本で働いていたらお会いすることのない、大手日系企業の現地法人代表の方と面談する機会が多く、海外で営業をしているからこそ得られる貴重な経験だと感じています。また営業チームでは定期的に現地コンサルタントによるセールストレーニングを受講しています。日本の営業は足で稼ぐイメージが強い中、こちらでは英語でロジカルな営業手法を学べるため、今の会社でしか得られないスキルだと実感しています。
Q6:苦労したことは?壁にあたったことは?帰りたいと思ったことはありますか?
<それはいつ頃ですか?>
タイで入社し4ヶ月後
<それはどのようなことですか?>
初めて大きなプロジェクトを受注した際に、私のリーダーシップ不足や社内外の現地スタッフとのミスコミュニケーションで周囲を混乱させてしまったことです。
タイで入社し4ヶ月後
<それはどのようなことですか?>
初めて大きなプロジェクトを受注した際に、私のリーダーシップ不足や社内外の現地スタッフとのミスコミュニケーションで周囲を混乱させてしまったことです。
Q7:Q6をどのように克服しましたか?
受注から納品までの全体像を把握できておらず、結果的にリーダーシップを発揮できなかったことが大きな課題だと感じました。そこで、まずは先輩に相談し、受注後から納品までの一連の流れを一通り教えていただきました。その上で各スタッフにお願いしたい業務を表にまとめて個別に説明。進捗状況を定期的に確認・共有する仕組みを作ることで、丸投げ状態になったりプロセスの停滞が起きないよう注意しました。

Q8:海外就職して得たこと(成長したこと)は何ですか?
現地スタッフとのコミュニケーション、特に「どうやって現地スタッフを味方につけるか」を学びました。タイでは日本人の給与基準は現地スタッフよりも高く設定されており、私よりキャリアが10年近く長い現地スタッフの給与が私の給与の1/3という状況は珍しくありませんでした。そうした公平性に欠ける状況の中で「どうすれば現地スタッフと信頼関係を築けるか」「自分のために動いてもらえるようになるにはどうすべきか」を意識していました。
具体的には、新規案件を週に3件以上獲得することや、内勤の日には1日50件以上の新規顧客への架電を行い、自らの行動で示す姿勢を心がけました。また、スタッフの誕生日にささやかなプレゼントを贈ったり、ランチを共にするなど、日常の小さなコミュニケーションも大切にしました。
「いかに周囲の人を味方につけるか」というタイでの学びについては、現在のイギリスの職場でも大いに活かされていると実感しています。
具体的には、新規案件を週に3件以上獲得することや、内勤の日には1日50件以上の新規顧客への架電を行い、自らの行動で示す姿勢を心がけました。また、スタッフの誕生日にささやかなプレゼントを贈ったり、ランチを共にするなど、日常の小さなコミュニケーションも大切にしました。
「いかに周囲の人を味方につけるか」というタイでの学びについては、現在のイギリスの職場でも大いに活かされていると実感しています。

Q9:現時点でかまいませんので、今後のキャリアをどのように考えていますか?
現在の会社で少しでも早く昇進し、セールスマネージャーとしてチーム全体で営業成績を上げる経験や営業戦略の立案に携わりたいと思っています。またプライベートでは海外で働く若者向けにSNSでの情報発信を行っているので、しっかりとマネタイズし、もう一つの収入の柱にしてインフルエンサーとして名乗れるように育てていきたいと思っています。
Twitter:https://x.com/yuri_kaigai
Instagram:https://www.instagram.com/its_me_yurimoko/
Youtube:https://www.youtube.com/@yuri_kaigai
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Q10:最後に、これから海外就職を希望される方へどのようなことでも良いので、コメントください。
20代で2カ国の海外勤務を経験して思うことは「1日でも若いうちに海外に出た方が良い」ということです。理由は3つあります。1つ目は、仮に現地で失敗しても、若ければある程度の軌道修正が可能だということ。2つ目は、仕事終わりに現地の人と積極的に交流したり、新しいコミュニティに飛び込む体力と柔軟性は、年齢を重ねるほど少しずつ失われていくから。そして3つ目は、将来的に家庭や子どもを持つことを視野に入れると、自由に動ける20代のうちに挑戦しておくべきだと感じているからです。
海外への挑戦は迷う方も多いと思いますが、挑戦する場合としない場合のメリット・デメリットを自分自身でしっかりと分析した上で、後悔のない選択をしてください!!
海外への挑戦は迷う方も多いと思いますが、挑戦する場合としない場合のメリット・デメリットを自分自身でしっかりと分析した上で、後悔のない選択をしてください!!
プロフィール
『20代でアジア・ヨーロッパ2カ国での法人営業を経験』イギリス・ロンドン在住2年 Y.Sさん 29歳
1日でも若いうちに海外に出た方が良い
《イギリス・ロンドン在住2年 Y.Sさん 29歳 プロフィール》
日本の大学を卒業後、大手日系IT企業にて経営企画を経験。その後タイで法人営業を2年、現在はイギリスの現地企業にて法人営業に従事。
日本の大学を卒業後、大手日系IT企業にて経営企画を経験。その後タイで法人営業を2年、現在はイギリスの現地企業にて法人営業に従事。