鉄鋼メーカーを半年で退職し23歳でベトナム就職へ|技術職5年を経てインフラ輸出営業となったS.Yさん28歳体験談

新卒入社した会社を半年で退職しても、23歳から海外で専門性をつくり、日本の海外営業へつなげられる?
実現した事例があります。鉄鋼メーカーの営業企画を半年で退職したS.Yさんは、23歳でベトナムへ就職しました。日系エンジニアリング企業の技術職として4年間、日系土木企業の海外事業部営業として10か月勤務し、下水処理場建設などのインフラ案件を経験。28歳で日本へ帰国し、機械専門商社でプラント・インフラの輸出営業に携わっています。
札幌の大学を卒業後、鉄鋼メーカー本社の営業企画へ新卒入社したS.Yさんは、大学時代から抱いていた「グローバルに働きたい」という思いから半年で退職しました。初回海外就職時はTOEIC840点で、ベトナム滞在1週間の間に7社を面接し、5社からオファーを獲得。ホーチミンでは技術職として設計・書類作成・現場業務などを一から経験し、その後海外営業へ転職。ベトナムで5年間働いた後、日本を拠点に海外へ関わるキャリアを選択しています。(2020年1月23日掲載)
概要を見る +
海外就職前:札幌の大学を卒業後、鉄鋼メーカーへ新卒入社
日本での職種:東京本社の営業企画
前職の勤務期間:約6か月
退職理由:大学時代から持っていた「グローバルに働きたい」という思いを捨てきれなかったため
初めての海外就職時の年齢:23歳
掲載時の年齢:28歳
海外就職国・都市:ベトナム・ホーチミン
ベトナム勤務期間:通算5年
ベトナムを選んだ理由:当時の本人は、欧米やシンガポール・マレーシアでは就労ビザや職歴面のハードルがあると考え、東南アジアの新興国の中で希望職種の求人が多かったベトナムを選択
初回海外就職時の英語力:TOEIC840点。本人の回答ではビジネスレベルで、英会話には問題を感じていなかった
初回就職時の面接社数:1週間で7社
英語面接:7社のうち3社
内定・オファー:7社中5社からオファー
面接時の服装:リクルートスーツ
面接で聞かれた質問:なぜベトナムなのか、どのくらい働けるか、応募企業を選んだ理由、健康面、入社可能時期、家族の理解など
海外就職実現までの流れ:7月上旬に海外就職に関する情報を知り、7月下旬からGJJの海外就職準備講座を受講。8月に応募書類を作成し、4社のエージェントとSkype面談
現地面接:9月中旬にベトナムへ渡航し、1週間で7社を面接
退職・渡航:9月下旬に前職へ退職意思を伝え、10月にビザ取得・退職、11月上旬からベトナムで勤務開始
ベトナムでの1社目:日系エンジニアリング企業
1社目での職種:技術職
1社目での勤務期間:4年間
主な経験:設計、書類作成、現場業務、インフラ整備に関するプロジェクト
代表的なプロジェクト:下水処理場の建設
入社後約1年で直面した課題:ほぼ新卒に近い状態から、設計や書類作成などの実務を自ら進める必要があったこと
教育面で感じた課題:海外拠点では日本人駐在員が多忙で、若手教育に十分な時間を割きにくい環境だったこと
課題への対応:ベトナム人の同僚からできるだけ多くのアドバイスを集め、現地スタッフの視点も取り入れながら課題解決を進めた
ベトナム語の活用:現場でできる限りベトナム語を使い、日本人一人の環境でも現地スタッフ・顧客・協力会社と直接意思疎通できるようにした
ベトナム語を使う効果:その場での意思伝達を早め、誤った対応を防ぎ、周囲との信頼関係構築につながったと本人は振り返っている
ベトナムでの2社目:日系土木業界の企業
2社目での所属・職種:海外事業部・営業
2社目での勤務期間:10か月
海外勤務で得たこと:技術実務、海外営業、現地語によるコミュニケーション、異なる仕事の進め方を理解して調整する経験
仕事観の変化:日本式の仕事の丁寧さを改めて認識する一方、現地側から見れば日本式の細かさが必ずしも唯一の正解ではないとも感じた
日本への帰国:28歳で帰国・転職
帰国理由:ベトナム人女性との結婚を機に、将来の妻子との生活を考え、日本へ生活の軸足を置くことを選択
帰国後の勤務先:機械専門商社
帰国後の職種:法人営業
帰国後の仕事内容:プラント・インフラ分野の輸出ビジネス
今後のキャリア:5年間の海外勤務経験とマルチリンガルなスキルを活かし、日本を拠点に海外へつながる仕事を続けること。将来海外で働く機会があれば再び挑戦したいという本人の考え
海外就職希望者へのメッセージ:迷っているのであれば行動し、自分自身が現地で感じたフィーリングを大切にしてほしいという本人の考え
※本記事は、S.Yさん個人の海外就職・勤務経験に基づく内容です。記事中には、日本とベトナムの仕事の進め方について本人が感じた違いが紹介されていますが、これは本人が勤務した職場・プロジェクトでの経験であり、国籍による一般的な特徴として一律に当てはまるものではありません。また、就労ビザ、求められる職歴・語学力等の条件は現在と異なる可能性があります。現在募集中の求人については、ベトナムの求人情報をご確認ください。ベトナム就職の求人傾向、求められる経験・語学力、給与・待遇、就労ビザ、現地生活については、ベトナムの海外就職情報をご確認ください。
ページでは、鉄鋼メーカーを新卒入社半年で退職して23歳でベトナムへ渡った経緯、TOEIC840点・7社の現地面接と5社からのオファー、日系エンジニアリング企業で4年間積んだ技術経験、下水処理場建設などのインフラプロジェクト、ベトナム語を使った現場での関係構築、海外営業への転職、5年間の海外勤務を経て日本の機械専門商社でプラント・インフラ輸出に携わるキャリアなどが確認できます。










